リリカル☆スアラ うみねこのなく頃に散 EP6【episode6~Dawn of the golden witch~】感想
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2010年夏アニメは『学園黙示録』『オカルト学院』『黒執事Ⅱ』など。

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簡単には答えを提示してくれない。


一回軽くプレイしたくらいじゃ分からない部分が多いというのが率直な感想。
もう一度じっくり腰を据えてプレイしたい所ですが、なかなかそういう訳にも行かず・・・
とりあえず雑感という形で感想を書こうかと。


※ネタバレ満載。同意していただける方だけ続きをご覧下さい。
今回初登場したのは、八城十八こと、フェザリーヌ・アウグストゥス・アウローラ。
頭に角があって、どうやら人間ではないらしい。EP3、4、5は、例の真里亞のボトルを参考に、彼が創作したものであるという壮大なネタバレが冒頭にあって驚いた。
彼の他にも複数の作家がこぞって六軒島事件の話を独自の解釈によって語っているらしいが、八城十八の著作が一番真実に近い…ということでいいのかな。

彼が何者なのかはとりあえず置いておいて、今回の話について・・・
今回は今まで魔女否定派だったバトラが、魔女肯定派。すなわちかつてのベアトの立場となり、ヱリカと再戦するという形で進んで行く。

ヱリカが探偵権限を捨てて、人間として戦うんですが、途中でこのままじゃヤバイってことで探偵スキル(ガムテープによる部屋の封印)を許してもらうんですが、その手段が泣き落としで相手の情けを乞うってのはちょっと誇れることじゃないよね(^^;
遊◯王の某社長が、自分の命と相手の勝利を天秤にかけさせたのを思い出した(笑

結局それが仇となって、ヱリカが勝つんだが、そこで冒頭の「密室に閉じ込められた場面」とリンクするのはなかなか上手い作り方だな~と。

恐怖のロジックエラー((((;゚Д゚))))ガクガク
バトラは今回謎を出題する立場だったわけだけど、好き勝手話を作っていいというわけではない。
ミステリーとして論理が破綻してしまうことを意味する「ロジックエラー」
魔女側が決して犯してはならないミスをバトラは犯してしまったってわけ。

こうして魔女サイドに立ってみると、今まで「なんだよ。魔女幻想とか、真実の赤とか・・・魔女の方が圧倒的に有利じゃないか!」って思ってきたのが、全然そんなことなかったというのが分かった。
如何に論理を破綻させずに謎を提示することが難しいことであるか。。。
ベアトも頑張ってたんだな~~。(バトラもっと頑張れ。

逃れられない密室で思考停止に陥るバトラを何とか助けようとするベアトリーチェ。
と、そういえばベアトの動向を語るのを忘れていた。

バトラを助ける為に自らを犠牲にしたベアト。かつてバトラと対戦したベアトは消えてしまい、永久に戻ることはないが、ゲームマスターとなったバトラはベアトを駒として再生。しかし彼女にかつてのベアトの面影はなく、バトラを父と呼ぶ従順な性格に…。後々それは父としてではなく、恋愛対象として好きなのだと理解します。

その後このベアトに加えて、もう一人のベアトが登場。最初のが「妹ベアト」で後のが「姉ベアト」と作中では表現されてました。(姉ベアトの方がかつてのベアトに近い性格。

最後、ベアトがヱリカとバトラの結婚式に乱入して新郎を奪うシーンは興奮したな~~
普通は立場が逆ですよね(笑
花嫁を奪うってのはよくあるけど、逆はなかなか見ない。

密室からバトラを救い出す鍵となった人物は嘉音こと「嘉哉」(今回、嘉音の本名が遂に明らかにされました。)
細かい説明は省きますが、ここでの密室は誰かがバトラと入れ替わらない限りロジックエラーとなってしまうので嘉音の存在が必要となったわけです。

今回のもう一つのドラマというか、大きなウェイトを占めるのが「嘉音」と「紗音」
盤上において嘉音と紗音、譲次とジェシカがそれぞれの「幸せな未来」を賭けて戦うんですが、そこで出された課題は、「親族の誰かを殺害すること」。

そこでそれぞれ課題をクリアすることができたんだけど、殺害したのは「盤上の人間」らしい。
これがややこしい。これまでバトラとベアトが対立してた場(チェス盤の外)が「上位世界」だったのに、チェス盤の中にさらに「下位世界」が・・・。
もしかしてこれまでの事件もこれと同じ原理で起こっていたのか?「うみねこ」は想像以上のダイナミズムを孕んでいるのかもしれない。。。とそれは一旦置いといて、


このエピソードで、これまで謎だった「家具」の意味が明らかになった・・・はず。
嘉音と紗音はこれまで口を開けば「自分は家具だから恋をする資格がない」と、自分が家具であることを理由に恋愛に踏み出せないでいましたが、その理由が判明しました。きちんと答えが提示されたわけではないが、これ以外考えられない。

つまり「嘉音=紗音」
二人は同一人物である。二重人格。一つの体に二つの人格。

どちらかが恋をすることで一方は身を引かざるを得ない。何故「幸せな未来」を得るために、どちらかが死ななければならないのか、それは二人が同一人物だから。これは「家具は一人分の魂に満たない存在だ」というこれまでの定義とも一致します。

これはほぼ間違いないと思うんですが、もう一つ気になるのはベアトの存在。
実は、話が複雑になるのであえて書かなかったんですが、二組のカップル以外にも参加者がいました。
そのカップルとは、即ち「ベアト&バトラ」
しかしバトラが途中でロジックエラーを起こしたことで身動き取れず脱落したんで、その後は先の二組の戦いとなりました。


もしかしたら、

ベアトも二重人格(多重人格)なんじゃなかろうか?
この戦いに参加している誰かと同一人物と考えたら、ベアトがこの戦いに参加する意味は大いにあるし、その前にも姉ベアトと妹ベアトと二人のベアトが出てきたことがベアトの多重人格を示唆しているような気がしてならない。

世間的には「ベアト=紗音=嘉音」ってのが主流みたいだけど、
個人的には、「ベアト=ジェシカ」ってのもありそうだと思ってる。
前からジェシカの日本人離れした外見とか言葉遣いが乱暴な所が、ベアトと似てるな~って思ってたし、バトラはジェシカみたいな女の子がタイプとか言ってた気がする。。。

駄目だ。考えがまとまらない上にとんでもない乱文になってしまった。
今回はとりあえずここまで。またじっくり考えたいと思います。

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【貴方が“魔女”を信じられるまで続く、これは永遠の拷問━━】うみねこのなく頃に 散 【episode6~Dawn of the golden witch~】終了所要時間【11時間10分】そろそろ半年前のエピソードを思い出すのが辛くなってきました。
2010/01/12(火) 23:05:29 | 紅鏡の鑑
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