ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第4話 『梅雨ノ空・玻璃ノ虹』

虹、音、ラッパにて。



カナタのラッパがへっぽこなのは、もうお約束ですね（＾＾；
今回は待望のノエル回。お母さん二人（笑）に見送られて、カナタとノエルは二人仲良く物品購入に出かけるが…

『あにゃまる探偵キルミンずぅ』のリコとは正反対な悠木碧ちゃんの演技。
あの独特のイントネーションも、このキャラだと封印せざるをえないか。

この世界にはイルカもいないのか…。思ったよりも相当荒廃してるなぁ。
カナタのラッパは町の方まで響きわたっているようで、何とも恥ずかしい。



「この人殺し！！」
ノエルにぶつかった戦争孤児の子供は、ノエルが差し伸べた手を拒絶。
兵隊が嫌いだと真っ向から言われて、カナタ達が兵隊だったことを再確認（ぇ
だって全然それっぽくないんだもんｗ



タケミカズチのレンズの修復の為、マイスターの称号を持つカールの工房を尋ねる。
カナタは、機械は使う人次第というカナタの言葉に感銘を受けつつも、いつの間にかお休みモード。
しっかし、よく寝る子だなー。寝る子は育つというが、ノエルは・・・

ラッパが上手く吹けないことに悩むカナタ。
カールおじさんは無理に音を出そうとするなとアドバイス。

カールの言葉を聞いてたら、漱石の『夢十夜』にある一節を思い出した。

「なに、あれは眉や鼻を鑿で作るんじゃない。あの通りの眉や鼻が木の中に埋（うま）っているのを、鑿（のみ）と槌（つち）の力で掘り出すまでだ。まるで土の中から石を掘り出すようなものだからけっして間違うはずはない」

これは彫刻家を表して言った言葉ですが、言わんとすることは同じでしょう。
芸術にしろ音楽にしろ、こういう感覚は大事なのかもしれない。
興味のある人は青空文庫で全文読めます。（→『夢十夜』青空文庫）



音が自分で響きたいように――
晴れ晴れとしたラッパの音が蒼空に響き渡る。
結構あっさり上達しちゃった。もっと苦戦すると思ったんだけど…。



カナタの「音」をヒントにノエルが閃く。
何かよく分からないけどタケミカズチの修復が進んだようです。
ノエルの笑顔で綺麗にまとまった・・・のか？

ノエル回だったにも関わらず、肝心のノエルのことは良く分からなかった。
謎があるのはミステリアスでそれはそれで魅力的。
でも萌え所が今ひとつ・・・。ポテンシャルは高いはずなんだが。

次回　第5話　『山踏ミ・世界ノ果テ』

次回は温泉シーンもある様子。

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▼過去記事参照▼　
ソ・ラ・ノ・ヲ・ト　第1話　『響ク音・払暁ノ街』
ソ・ラ・ノ・ヲ・ト　第2話　『初陣・椅子ノ話』
ソ・ラ・ノ・ヲ・ト　第3話　『隊ノ一日・梨旺走ル』

公式ＨＰ⇒http://www.sorawoto.com/

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